大恋愛 泣ける 42
書きたい小説
必要な尚の許可
この10年書きたいことすら思いつかなかった真司(ムロ ツヨシ)だったが、尚(戸田 恵梨香)に小説を書いてみようと思うと宣言する。
「尚ちゃんの事書いていいかなぁ」真司(ムロ ツヨシ)
「それは、病気で記憶がなくなっていく話?」尚(戸田 恵梨香)
「病気も含めてだけど、俺たちに起きている・・・大恋愛の顛末を書きたいなって・・・周りの人に尚ちゃんだと分かってもいい?」真司(ムロ ツヨシ)
動揺する尚(戸田 恵梨香)を見て冗談のように面白い言葉を並べていく真司(ムロ ツヨシ)
「いいよ。私だと分かっても」尚(戸田 恵梨香)
そして・・・何度も何度もキスをする尚(戸田 恵梨香)
きっと尚(戸田 恵梨香)さんは、真司(ムロ ツヨシ)に小説をまた書いて欲しいという気持ちは当然あったでしょうが、それ以上に、自分はアルツハイマーで記憶が無くなってしまうが、真司(ムロ ツヨシ)さんの記憶に残れるなら最高に嬉しいと思ったのではないでしょうか。
と私は思います。