大恋愛  泣ける 72

愛の結晶

出せない結論

「小説家間宮 真司は私だけ物もじゃないもんね~」と言う尚(戸田 恵梨香)に、

尚(戸田 恵梨香)さんの顔が、少し寂しそうに見えた真司(ムロ ツヨシ)は、「子供を作ろう」と元気よく、言った。

せっかく良いシーンなのに避妊具持って「これしないでいい?」は蛇足過ぎますよ。

「だって、俺捨て子だし、・・・・尚ちゃんと親子ってものを経験したいから」と真司(ムロ ツヨシ)は言った。

尚(戸田 恵梨香)は、真司(ムロ ツヨシ)が傍にいてくれるだけで幸せで、そこまで考えていなかった。

「私は、その子の成長を見届けられない」
「その子も、どこかで母親を失う」
「それでも?」と尚(戸田 恵梨香)がネガティブな事を言うと

「幸せだったら症状進まないって先生言ってたじゃないか・・・もし、症状が進んで・・・俺が母親も父親もする」と、勇気づけようとする真司(ムロ ツヨシ)に

「母親が記憶を失っていくのを見て子供は傷つかないの?」
「子供にそんな姿をさらす私は、惨めじゃないの?」と尚(戸田 恵梨香)が言うと

真司(ムロ ツヨシ)は何も言えなくなってしまう
捨て子だった真司(ムロ ツヨシ)さんが、親になる決心をした大切なシーン。それが、結果として必ずアルツハイマーにも良いと信じている。

尚(戸田 恵梨香)さんも、現実的にそうなった未来を想像して、一つ一つ疑問を真司(ムロ ツヨシ)にぶつける。夫婦としての将来も大切。でも、やはり心のどこかで恐怖心と闘っている凄く良いシーンでした。

号泣です。