大恋愛 泣ける 85
悔しさと悲しみで一杯の男
何も言い返せない医師
公平(小池徹平)を病室から追い出した真司(ムロ ツヨシ)。そこに、薫(草刈 民代)と 侑市(松岡 昌宏)が病室に入ってきた。
真司(ムロ ツヨシ)は、侑市(松岡 昌宏)を病室の外に呼び出し、怒りと悲しみそして苛立ちをぶつける。
「何でこんなことが起きたんでしょうか?練習では完璧だったんですよ」といきなり食って掛かる真司(ムロ ツヨシ)
「僕も上手くいくと思っていました。ですが、・・・反射失神と思われますが、予測できませんでした。」と説明する侑市(松岡 昌宏)
「そんなこと、堂々と言わないでくださいよ!」と、さらに語気を荒げる真司(ムロ ツヨシ)なおも、「適度なストレスは脳を活性化させる・・・先生が尚に進めたんですよね。それ、結果的に失敗だったって事ですか?」「失神は一時的な」と、説明する侑市(松岡 昌宏)の言葉を遮り
「さっき、俺の事認識できていなかったんです。尚の病気は安定していたし、さらに回復の傾向さえあると先生が言ったんですよね。それで、これですか!」何も言い返せない侑市(松岡 昌宏)に
「あんたアルツハイマー病の権威なんだろう。どこが権威なんだ。」と、必死で涙を堪えながら怒りをぶつける真司(ムロ ツヨシ)
薫(草刈 民代)は、医師の立場として担当医の侑市(松岡 昌宏)が言えない事得お伝えて庇う。
「新しい薬を使うんですよね、それで尚を治してください。必ず!」と、すがる思いの真司(ムロ ツヨシ)
「明日、治験前の最終検査用意しておきます。」と、目をそらさずに真司(ムロ ツヨシ)の思いを全身で受け止める侑市(松岡 昌宏)
「今度こそ失敗しないでください。尚を今朝の尚に戻して下さい」と詰め寄りながらも頭を下げる真司(ムロ ツヨシ)
涙、涙、涙の大号泣シーンです。
真司(ムロ ツヨシ)さんの 尚(戸田 恵梨香)さんへの愛と、一切の弁明をしない侑市(松岡 昌宏)さんの覚悟を見せつけられました。迫力もあって、お互いの気持ちもわかるシーンですね。
怒りと悲しみをぶつけるしかない真司(ムロ ツヨシ)さん。それを真正面から受け止める侑市(松岡 昌宏)さん。見どころ十分なシーン感動しましたね。