大恋愛 泣ける 109
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緊急連絡網
1本の糸
水野(松岡 昌宏)からの着信が何度も残っていたので、かけてみる真司(ムロ ツヨシ)
)が取って来てくれたスマホを見ると、井原 先生(尚(戸田 恵梨香)の反射性失神は、松尾(小池徹平)が作為的に発生させたものだったとして注意を促す井原(松岡 昌宏)
「そのことを尚には?」と、あくまでも尚(戸田 恵梨香)を一番に考える真司(ムロ ツヨシ)に
「いきなり尚さんにこの事を話すと、混乱してしまうかもしれませんので、まず先にご実家と間宮さんにお話しました。」と、井原(松岡 昌宏)がアドバイスをした。
井原(松岡 昌宏)の礼を述べて電話を切り、すぐに尚(戸田 恵梨香)に電話する真司(ムロ ツヨシ)
「尚ちゃん今どこにいるの?」と、松尾(小池徹平)への憤る気持ちを抑えて真司(ムロ ツヨシ)が聞いた。
「家。どうかしたの?」と、怪訝そうに答える尚(戸田 恵梨香)
「ううん。何でもない。大丈夫ならいいんだ。今日遅くなるから先に寝ててね。」と言って電話を切った真司(ムロ ツヨシ)
真司(ムロ ツヨシ)さんの尚(戸田 恵梨香)さんを心配する気持ちが伝わる素敵なシーンです。
仕事をしなければ、周りに迷惑をかけ大勢の人の期待を裏切ってしまう。でも、心の中では、尚(戸田 恵梨香)さんの事を心配する気持ちが圧倒的に大きくなっていて、自分が帰るまで無事でいて欲しい。ただ、それだけを真司は思って仕事を続けたんですよね。
特に、真司(ムロ ツヨシ)さんの声のトーンで、松尾(小池徹平)への怒りを抑えて、尚(戸田 恵梨香)さんに心配をかけまいとする。丁寧で、落ち着いた口調で、でも少し低い声が、怒りと気遣いを表現されていますね。