大恋愛 泣ける 174
奇跡から1年後
尚の残したもの
尚(戸田 恵梨香)は、肺炎であっけなくこの世を去った。そして恵一(子役 大塲心温)も小学校1年生にになっていた。
寝坊した真司(ムロ ツヨシ)の分まで、朝食のハムサンドを作ってくれる優しい恵一(子役 大塲心温)
「ありがとうございます」と、礼を言う真司(ムロ ツヨシ)
「あとかたずけお父さんがやっとくよ。もう時間だろ」と、小学校に送り出す真司(ムロ ツヨシ)
恵一(子役 大塲心温)はわざと黒酢はちみつドリンクをわざと持っていかなかったが、
真司(ムロ ツヨシ)は、恵一(子役 大塲心温)を呼び止め
「忘れもん」と言って黒酢はちみつドリンクを投げた。それは、尚(戸田 恵梨香)が真司(ムロ ツヨシ)に投げたのと同じで、綺麗な放物線を描いてた。
尚(戸田 恵梨香)の代わりに母親もしている真司(ムロ ツヨシ)は、小説で賞を貰うよりも何故か誇らく思った。
新刊の見本が届いたので、誰よりも先に尚(戸田 恵梨香)に新刊『大恋愛』を見せた。
「尚ちゃんの事はこれで終わり。もう書かないよ。」と報告する真司(ムロ ツヨシ)
「これからは作家として、新しい世界に挑戦するから、・・・見ててね」と、誓う真司(ムロ ツヨシ)
『”空に向かって突っ立ている煙突みたいに、図太く真直ぐに、この男が好きだとアンジェリカは思った。”いいと思いません。私ここ暗記してるんです。突っ立ている煙突みたいにってすごくないですか』と、尚(戸田 恵梨香)の声が聞こえる真司(ムロ ツヨシ)
真司(ムロ ツヨシ)さんの新刊『大恋愛』は、きっと恵一(子役 大塲心温)君が生まれてから尚(戸田 恵梨香)さんが死ぬまでを書いているんですよね。でも、真司(ムロ ツヨシ)さんの大恋愛は続いていくんです。
最愛の人との出会いと別れが見事に描かれていましたね。一度は尚(戸田 恵梨香)さんの為に別れを決意し姿をけした真司(ムロ ツヨシ)さん、尚(戸田 恵梨香)さんのアルツハイマーの進行、公平(小池徹平)さんの出現、尚(戸田 恵梨香)さんの家出、そして再会、奇跡と素敵な名場面が今でもたくさん思い出されます。
戸田 恵梨香さん・ムロ ツヨシさんの大恋愛なんて誰が見たいのかと、ドラマが始まるまでは思っていました。ごめんなさい。しかし、お二人の演技力の素晴らしさにどんどん引き込まれていきました。出来るだけ綺麗な言葉を使われた脚本家の大石 静先生。それがすごく良かったです。
戸田 恵梨香さん・ムロ ツヨシさん素晴らしいドラマ、そして感動をありがとうございました