表彰(2018年ドラマ ドラマ作品編)

優秀作品賞

発表

この一年間の発表されたドラマの中で特に優れた作品5作品の発表です。基本的には、何度でも見たくなるドラマが一番良いドラマではないでしょうか。私が選ぶ作品は次の通りです。

G-DRAMAが選ぶ2018年の優秀ドラマは以下の通りです。

 

1位 大恋愛~僕を忘れる君と~

2位 この世界の片隅に

3位 ハゲタカ

4位 LAST CHANCE 再生請負人

5位 花のち晴れ〜花男 Next Season〜

 

《受賞理由》

5位 花のち晴れ〜花男 Next Season〜(TBS系列)

開始当初は、平野紫耀King & Prince)さんの為のドラマ、ジャニーズドラマかと思っていましたが、怪物が2人いたんです。一人は、杉咲花さん、もう一人は、今田美桜さん。そして、それにつられるようにセリフ棒読みだった平野紫耀King & Prince)さんが、最後には輝いているんです。若い人の可能性を見せつけられたドラマでした。ラストも、杉咲花さんと平野紫耀King & Prince)さんが別々の場所から同じ場所に向かって走るのが爽やかな演出なんですよね。若さと言うパワーに圧倒された作品でした。

4位 LAST CHANCE 再生請負人(テレビ東京系列)

中年のおじさんには、切実な作品なのかもしれないです。銀行で企業再生業務に携わっている樫村(仲村トオル)は、吸収合併のあおりを受けて退職する事になる。投資会社「ジャパン・リバイバル・ファンド」の山本(大谷亮平)から声をかけられて、デリシャス・フードのCFOに就き、やがて社長に着く。しかし、フランチャイズチェーンの抱える闇に巻き込まれていく樫村(仲村トオル)は、倒産の危機に陥る。しかし、様々な手を尽くして難局を乗り越えていく。大どんでん返しもある社会派ドラマですね。ラストも清々しいんです。

3位 ハゲタカ

国内企業、銀行から恐れられていた時代の外資ファンドは、次々と焦げ付いている銀行の不良債権を買い叩き、売り飛ばしていた。外資系大手投資ファンドの日本支社長の鷲津( 綾野剛)も、次々と銀行の不良債権を買い叩いた。しかし実態は、しがらみのない鷲津( 綾野剛)査定が正しかった。次々に襲いかかる難局、そして裏切りを乗り越え、復讐を果たし、日本最大企業を倒産再生させていく、社会派痛快ドラマでした。実力派の役者が集まり見ごたえありましたね。

2位 この世界の片隅に

舞台は戦時中の広島。すず(松本穂香)が北条家に嫁ぎ、繊維中の困難を、爆撃で死んだ姪、原爆で死んだ母、父、そして妹まで死の淵に、そんな何一つ希望もモテない時代に、ただひたすら生きる、懸命に生きていくすず(松本穂香)を中心に描いた問題作。何度も、映像化されていますが、今回のすずさん役が一番しっくりくる感じがしますね。周りを固める演技派の俳優陣に囲まれて、激動の時代を行く抜いていきます。

1位 大恋愛~僕を忘れる君と~

今年一番泣かされたドラマですね。W主演の戸田恵梨香さん、 ムロツヨシさんの演技力に感動しましたね。ドラマが始まる前は、あまり積極的に見たいと思っていたかったのですが、どんどんと引き込まれ毎週泣かされました。可哀想でもあり、羨ましくもあり、楽しくもあり、ドラマの面白い要素全てが凝縮されたドラマです。今年の代表ドラマはこれ以外に考えられません。