ハケン占い師アタル 限界なのか?
社内占い師!?
派遣社員の中(アタル)
第一話が神田 和実(志田未来)、第二話が目黒 円(間宮祥太朗)、第三話が品川 一真(志尊淳)、そして来週の第四話が上野 誠治(小澤征悦)が占ってもらう事になります。
当然のことながら次々と社内の人間にばれていく的場 中(杉咲花)の素性。第一話の最後に中(杉咲花)が神田(志田未来)に言った「他の人に言ったら殺す。」と、ドラマはその言葉と相反して進んで行っています。ああ矛盾です。しかも、簡単に占いに応じていくようになる中(杉咲花)
このまま、社内の人間の占いだけしていても全く盛り上がりに欠けますよね。しかもお悩み事が大した事でもなく驚きまくりです。でも、それだと7話で終わってしまいます。そこで、母親のキズナ(若村麻由美)との関係が気になる所ですよね。口を閉ざして何も語らない中(杉咲花)いったいどんな謎が隠されているのか?
予想されるのは、
部長の代々木 匠(及川光博)とキズナ(若村麻由美)との間に何らかの繋がりがあるのか?
キズナ(若村麻由美)と中(杉咲花)は本当に親子なのか?
中(杉咲花)は本当に派遣社員としてハケン(派遣)されたのか?
というところでしょうか。
演技では、美人で統率力のある大人の女性役の多い板谷由夏さんが、少しくたびれた感じで、あたふたしたキャラの中間管理職がすごく新鮮ですし、及川光博さんのゴマすり嫌われ部長の新鮮です。間宮祥太朗さんの一見脳天気に明るいキャラも声も印象的です。野波麻帆さんの「それ私がするんですか?」のセリフもイメージ通りでいい感じです。
小澤征悦さんも、少し強面の二枚目ながら『もみ消して冬〜わが家の問題なかったことに〜』の時のような3枚目のパワハラ上司役もすごく似合うし素敵です。
そして、杉咲花さんの占いの時の豹変した言葉使いと普段仕事を頼まれた時の「はい、よろこんで~」とのギャップがメリハリがついていて面白いし、人格の深みを出してくれています。そしてアップに耐えられる可愛さがたまりません。また着実に成長している感じですね。
バラバラの制作Dチームのメンバーが中(杉咲花)を通じてまとまることが出来るのでしょうか?
さあ、これだけ俳優・女優陣が頑張ってくれているので、あとはプロデューサーと脚本家の力量が問われますね。
ドラマを通しての何を伝えたいのか?
そしてこの先の展開をどうしていくのか?
ラストはどうするのか?
まだまだ見放せませんね。