トレース 科捜研の男 最終回感想
トレース 科捜研の男 最終回感想
喰われっぱなしでしたね。
予想通り真野(錦戸亮)の家族を殺害したのは、早川(萩原聖人)でしたね。そして黒幕が壇(千原ジュニア)だった。
ストーリー的には王道でしたね。ただ、グッドワイフとの違いはハッピーエンドにならなかったことですかね。結局は、妊娠した腹いせで早川(萩原聖人)を追い詰めたのは、真野(錦戸亮)の姉だった。それが、家族を惨殺される原因になってしまう。仲良し家族の思い出は、木っ端微塵に吹っ飛んでしまったのだった。
警視総監の息子だからと教師が忖度するのは分かるが、同世代の友達が殺人(真野の兄)まで命令されて行ってしまうのは有り得ませんけどね。
演技的には、最終回の千原ジュニアさんの気持ち悪さは凄かったですね。素で気持ち悪いです。しかもイントネーションが途中から関西になっていて笑えました。一所懸命に修正しようとしているのでしょうができなかったのでしょう。だから、下手なお笑いタレントを使うのは反対なんですけどね。でも、画面から出てくる気持ち悪さは持って生まれたものかもしれないですね。
それをワザとドアップにしたり引いたりとカメラさん最高でした。アッパレ!
主役を完全に喰ってしまった虎丸刑事役の船越英一郎さん。予想通りでした。船越英一郎さんの熱く視聴者に伝える演技の前では、錦戸亮さんのつたない演技では到底太刀打ちできません。見事に主役を喰った見事な演技を見せてくれた船越英一郎さんです。アッパレ!
そして錦戸亮さん、関ジャニを脱退してドラマ一本でいきたいなら、自己満足の演技力ではなく、もっと演技を基本から勉強しないと消えちゃいますよ。錦戸亮さんの演技は、演技している自分に酔っているだけで何にも伝わりません。ジャニーズの看板があるから主役を張らしてもらえるけど、それが無くなると演技力のある俳優・女優からソッポ向かれますよ。激励の喝!
脇役になっていますが、猪瀬祐人役の矢本悠馬さん、相楽一臣役の山崎樹範さんの演技は光りましたね。矢本悠馬さんはイメージ通りのキャラを一生懸命に演じておられましたし、山崎樹範さんがメインになった第四話では、存在感のある演技に魅了されましたよね。
月9ドラマお疲れ様でした。