4月クールドラマ 表彰 作品部門
4月度 ドラマ部門優秀賞
【寸評】
4月クールは、お世辞にも優秀と呼べる作品が少なく選出に苦労しました。こんなにドラマを最後まで見なかった事はないかもしれません。演技力ある俳優の作品は脚本がダメすぎかなりレベルが低いクールとなってしまいました。7月度に期待は持ち越しですね。その中で選ばれた3作品です。
1位 パーフェクトワールド (フジテレビ系列)
この作品は、障碍者と健常者との純愛を貫く作品ですが、取り巻く環境は厳しく一度は諦めかけるが、それでも後悔したくないと言う気持ちが勝ち二人は、困難を乗り越えて結ばれますよね。男親目線で見ると、凄く複雑で泣けてきます。是枝(瀬戸康史)が、いい人過ぎて可哀想でしたよね。そして妹までもが障害のある方と結ばれそうな最終回は、男親には残酷すぎるのかもしれないですね。愛する娘には幸せになっ得欲しい、苦労して欲しくないと言う思い・・・しかし、未来は分かりませんという事なのでしょうね。
演技的には、主演の松坂桃李さんや看護師役の中村ゆりさんや松重豊さんはすごく良かったですが、印象に一番残ったのは、同僚の渡辺晴人役の松村北斗(SixTONES/ジャニーズJr.)さんです。表情の豊かさはかなりの素質ありですね。
2i位 緊急取調室 3rd season
緊張と白熱の取り調べドラマ。大杉蓮さんが亡くなられてもうみる事は出来ないと諦めていました。主演の天海祐希さんの粋な計らいで、写真での出演が叶いました。内容自体は、少し物足りない気もしましたが、最後の事件はすごかったですよね。吉田綱太郎さんと吉川愛さんの演技力にテコ入れの甲斐がありましたね。残念だったのは、塚地武雅さんが馴染めなかったことですね。しかし、その分他のキントリメンバーがカバ―しきりましたね。
3位 わたし、定時で帰ります (TBS系列)
このドラマの良さは、結局誰も悪くはなかったところですよね。俳優陣の良いところを良く引き出していて、それぞれの個性が魅力的に描かれていました。演出的にはこのクールナンバー1の作品です。特に久しぶりに良い役に恵まれた向井理さんがすごく良かったです。