それぞれの断崖 　初回感想

「被害者の父」と「加害者の母」との禁断の恋

被害者の父・志方恭一郎（遠藤憲一）は、息子の恭介（渡邉蒼）を殺された。加害者は同級生の八巻満（清水大登）１３歳だった。

少年法の改正で１４歳まで引き下げられたのだが、１３歳の少年が殺人犯だった。少年法のあり方に一石を投じる作品です。１３歳では刑事罰は問われない。何歳まで少年法の適応年齢を下げればよいのか？或いは廃止も含めて議論の分かれるところです。

ドラマでは、志方恭一郎（遠藤憲一）が、加害者の母でシングルマザーの八巻はつみ（田中美里）に惹かれていくストーリーです。

冒頭で、家庭内暴力を振るっていた恭介（渡邉蒼）だが、凄く気の弱そうな少年でした。殺された原因は何なんでしょう？

実際には、１３歳では刑事罰には問われません。しかし、ネット環境が発達した世の中では、実名を含めた個人情報もさらされてしまいます。加害者家族への非難は避けられないでしょう。

どうして犯罪が起きるのでしょうね。みんな仲良く出来ないのでしょうね。不思議な世界です。