舞台 広島ジャンゴ2022
一言でいうとパワフルな舞台でした
あらすじ
舞台は現代の広島の牡蠣工場。
周囲に合わせることをまったくしないシングルマザーのパートタイマー山本(天海祐希)に、シフト担当の木村(鈴木亮平)は、手を焼いていた。ある日木村が目覚めると、そこはワンマンな町長(仲村トオル)が牛耳る西部の町「ヒロシマ」だった!
山本は、子連れガンマンの「ジャンゴ」として現れ、木村はなぜかジャンゴの愛馬「ディカプリオ」として、わけもわからぬまま、ともにこの町の騒動に巻き込まれていく―――!
天海祐希さん、鈴木亮平さんW主演の舞台です。
鈴木亮平さんのパワフルさが素晴らしく、それを静かに受ける天海祐希さんの構図ですね。
コメディーを連想して観に行ったのですが、内容はデープで笑う場面は少なく鈴木亮平さんが担当されていた感じですね。どちからというとヘビーな舞台で泣かせる場面が多い舞台でしたね。特に中村ゆりさん、北香那さんが凄く輝いて見えましたね。素晴らしかったです。
《残念な部分》
マナーの悪さ
・芝居開始後に入ってくる人がけっこういるのと、堂々と入ってくる者
・劇場関係者の方の努力で公演されているのに、ブロック退席を守らない人が多すぎる。(これって大阪だからなんでしょうね。)
こういう人には見に来て欲しくないですよね。
この舞台は、主演のお二人を見たい人が多いと思いますが、私は中村ゆりさんが見たくてチケットを購入させていただきました。
中村ゆりさんの演技がすごく良くて、第一幕のラストはすぐに立ち上がれませんでした。ネタバレするので書きませんが熱演されていました。素晴らしかったです。
中村ゆりさんの娘役で出演されていた北香那さんも、熱演されていて素晴らしい演技を見せてくれましたね。親子役なのですが、どこかお顔が似ている気がしましたね。
テレビに出ている藤井隆さんとは違って、良い演技を見せてくれましたね。仲村トオルさんに屈してしまうシーンはすごく良かったですよね。
鈴木亮平さんは、ほぼ出ずっぱりなのですが、姉と語り合うシーンもそうですが、迫力が凄いんですよね。他方で、コミカルなシーンやラップの披露など見どころ満載です。
天海祐希さんは、要所要所で存在感とオーラー出して魅了してくれますが、ファンには少し物足りないかもしれませんね。ファーストシーンの牡蠣の殻を剝いているシーンでは最初どこにいるのか分からない位存在感を消されています。(ストーリー上の事もあるので)
中村ゆりさんを見たかったので大満足な作品ですが、舞台自体の評価としては「ブラッド・ブラザーズ」の方が良かったかもしれないですね。
とにかく、今日は夜公演も頑張って下さいね。
昼公演お疲れさまでした。演者の皆さん素敵な舞台ありがとうございました。かなり泣かされましたけど・・・
最後に森ノ宮ピロティホールの関係者の皆さんありがとうございました。