表彰（2018年ドラマ 女優編）
優秀女優表彰
発表
G-DRAMAが選ぶ２０１８年の優秀女優は以下の通りです。
４位 杉咲花
５位 中谷美紀
【特別賞】安達祐美
何と言っても、出演本数の多さが圧倒的でしたね。
ピート ～運命を変える10か月～ 大森知恵 役
99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ第3話 石川敦子 役
海月姫（2018年2月 – 3月、フジテレビ） ノムさん 役
警視庁・捜査一課長 season3 谷中萌奈佳 役
健康で文化的な最低限度の生活 第4話 岩佐朋美
役警視庁ゼロ係～生活安全課なんでも相談室～ SEASON3 本条靖子役
婚外恋愛に似たもの 山田真美役
リーガルV～元弁護士・小鳥遊翔子～ 伊藤理恵 役
〈選考理由〉
５位 中谷美紀さん
『あなたには帰る家がある』では、専業主婦で家庭を支えて、夫の浮気で家庭が大混乱、寿退職した仕事に戻ると、何と夫の浮気相手の旦那を担当することになる。そして様々な経験を重ねるが、一番の見どころは、浮気を告白させた夫との涙の言い争いでしたね。妻として女としての屈辱、そして怒りが画面を通して伝わってきました。
４位 杉咲花
『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』では、父親の蒸発でどん底の貧乏生活、内緒のアルバイトで家計を助ける健気な女子高生役が悲壮感もなく、凛とした美しさを感じさせましたね。小さいころからの許婚と、名門高校で知り合った少しヘタレな男の子との間で揺れ動く女心を、爽やかに演じておられすごく好感が持てましたね。
まだ記憶に新しいと思いますが、大恋愛～僕を忘れる君と～では、若年性アルツハイマーに犯られながらも、暗記するほど大好きな小説と出会い、恋に落ちていきます。様々な試練を乗り越えて結婚する二人。だが、病は確実に進行し最後はなくなってしまいます。特殊な病気のオンとオフの使分け、うつろな目や表情など、細部にわたって演じ分けされていましたね。さんの演技力が存分に発揮されたと思います。
大好きな女優さんで本当は１位にしたかったんですけどね。ドラマの評価としては、『アンナチュラル』になると思いますが、演技に関しては、『高嶺の花』ですね。花道の家元の娘として、育てられたが、実はは父親は別の人間だった。そんな彼女を無条件に愛して癒してくれる男性にいつしか心惹かれていきます。中でも、腹違いの妹に家元の座を取られ、亡き母の墓前で詫びるシーンは、引き込まれて泣きましたね。決めセリフ『月島ももにございます』を言いながら、三つ指をついて挨拶する姿は、凛として美しかったですね。
今年一番の衝撃でした。主役こそありませんが、インパクトが半端ない女優さんですね。『ホリデイラブ』お互い家庭がありながら、主人公の夫と不倫する女性を演じていましたが、お綺麗で、艶っぽくい方が、ストーカーのようにつきまとい、何をするか分からない狂気に満ちた女性を演じられていましたね。『健康で文化的な最低限度の生活』では、生活保護を受給しながらも、子供の面倒を見ない鬼母を演じ『ブラックスキャンダル』では、整形前のトップ女優で、嘘の不倫スキャンダルをでっち上げられる悲しくて、優しい女性を演じておられましたね。いずれの作品も、全て主役を喰って、インパクト女優の成功をさしあげたいですね。