4~7月ドラマ 優秀ドラマ部門表彰

4~7月ドラマ 優秀俳優部門表彰

このクールは、放送・撮影を新型コロナウイルスの多大な影響を受けています。そのコロナ禍の中で素晴らしい作品を表彰させていただきます。コロナ禍での撮影は、本当に大変だったと思います。すべての俳優さん・女優さんを始めスタッフの皆さんに感謝申し上げます。

第6位 M I U 4 0 4(TBS系列)

 綾野剛さんと星野源さんのコウノドリコンビの刑事ドラマでした。ドラマの序盤は、単発の事件で内容は浅くランクインはなかったでしょうね。ところが、中盤の高校生たちの事件のラストで、菅田将暉さんが登場し一本筋が通った面白いドラマになりました。そしてすべてが明らかになって、おまけに続編も可能なドラマになりました。

 

第5位 美食探偵 明智五郎(日本テレビ系列)

サスペンスものだがこの作品は、主役以外の演者にスポットを当てているようで変わった演出のドラマでした。最初の犯人が次々と殺人を手伝うラスボスになっています。演じしている小池栄子さんですが妖艶で美しいんですよね。そして次々と絶望に打ちひしがれた人の心につけ入って殺人を楽しみ、それを追い詰めていく探偵の中村倫也さんをも魅了してしていきます。探偵を手伝い助けていくうちに助手の小芝風花さんは探偵を愛していくストーリーですが、ラストが衝撃的でしたね。

 

第4位 竜の道 二つの顔の復讐者(フジテレビ系列)

両親の会社を乗っ取られ自殺に追い込んだ霧島社長(遠藤憲一)に復讐を誓う双子の息子・竜一(玉木宏)と竜二と(高橋一生)その二人に翻弄される女たち。血の繋がりのない妹(松本穂香)竜一(玉木宏)の部下の凛子(奈緒)霧島の娘まゆみ(松本まりか)ラストシーンが実に良かったですよね。このドラマは脚本家と演技力のある俳優人たちの勝利でしょう

 

第3位 アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋(フジテレビ系列)

我らが石原さとみさんの主演ドラマです。このクールでは、最も泣かされたドラマです。普通のクールなら当然1位でもおかしくない出来のドラマですが、このクールはお化けドラマが2つもあったので3位とさせていただきました。どこまでも患者に寄り添う薬剤師をテーマに泣かせるヒューマンドラマでした。

 

第2位 私の家政夫ナギサさん(TBS系列)

アラサー女子とおじさん家政婦のハートフルラブコメディです。このクールで作品としての出来は一番良かったですね。お母さんのように優しく気が付くおじさん家政婦・鴫野ナギサ(大森南朋)が、仕事はバリバリ頑張るが家事が全くダメな相原メイ(多部未華子)、相原メイ(多部未華子)のライバル会社でメイに思いを寄せる田所 優太(瀬戸康史)が登場し、ややこしいことに・・・
登場人物がすべて良い人と言う事もハートフルラブコメディとして秀作ですね。

第1位 半 沢 直 樹(TBS系列)

前作からの時間、コロナ禍による撮影の遅れなどの不安要素もスタートすれば微塵も感じずエンターテイメントとしては、最高作かもしれえません。歌舞伎役者、演技力のある無名な役者を発掘して出演させるスタッフの努力にも敬意を表したいですね。このドラマは、役者の演技力と演出、脚本すべてにおいてパーフェクトなんです。ただ、話が大きくなりすぎて、政治家まで倍返ししてしまうと、もう続編は厳しいと思いますが、最終回を乞うご期待下さい!