2020年間表彰 ドラマ部門

2020年間表彰 ドラマ部門表彰

今年は、新型コロナウイルスの影響で、感染者の発生、撮影の制限もあり、混乱の中素晴らしい作品を世に出してくれました。まずは、ドラマ制作に携わったすべての関係者にお礼申し上げます。
また、有名人でも志村けんさん・岡江久美子さんが新型コロナウイルスに感染されて亡くなりました。三浦春馬さん・竹内結子さん・芦名星さんの自殺というショッキングな事もあり沈みそうな一年でした。しかし、関係者の努力の成果もあって素晴らしいドラマが目白押しとなりました。

その前に特別賞の発表です

特別賞 お金の切れ目が恋の始まりTBS系列
主演は、松岡茉優さんで、その恋のお相手が三浦春馬さんでした。第7話の途中まで撮影は終わっていたそうですが、突然の三浦春馬さんの死でお蔵入りするのかと思われましたが、スタッフ・演者を含めて誰一人それを考えていなかったそうです。そこから、脚本を書き直して4話で突然特三浦春馬さんが失踪した事にして上手くまとめて放送されました。特にTBSドラマ初主演の松岡茉優さんのお気持ちを考えると言えないことも多いと思いますが、最終回でも素晴らしい演技を披露してくれました。最高に『よき』でした

それでは、発表です

 

 

第5位 竜の道 二つの顔の復讐者フジテレビ系列
玉木宏さんと高橋一生さんが双子の兄弟で親を自殺に追いやった敵に復讐をするドラマですが、動の玉木宏さんと静の高橋一生さんが対照的でテレビ映えしましたね。復讐をやり遂げた後のラストが実に良いんですよね。
兄弟と妹の松本穂香が、食事約束していたのですが・・・
結局は、敵の遠藤憲一さんを殺すことも出来ず、社長の座から引きずり下ろし、ラストでは、復讐のために悪事に手を染めた玉木宏さんが殺されてしまうのですが、刺した犯人を逃がすところもよかったですね。

 

第4位 アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋フジテレビ系列
実際には薬剤師の領域ではないのでしょうが、石原さとみさんが真剣に医療・患者と向かい合うドラマで感動の涙を誘いました。あまり陽の当たる仕事ではないのでとても新鮮でした。患者に寄り添いはねつけられても患者の為に出来ることを懸命行う姿勢がすばらしく、特にコロナ禍で苦しむ中、心に突き刺さりましたね

 

第3位 この恋あたためますかTBS系列
バイト女子と社長の恋愛ですが、お互いに告白されて離れてしまうのか、それとも・・・
森七菜さんの心が自分に向いていないことも分かりながらも、好きだという気持ちを抑えきれない仲野太賀さんを見ていると切なくなりますよね。
ツンデレ王子こと中村倫也さんが美味しい所を持っていくんですけど、爽やかなんですよね。
すごく良いドラマでした。何か昭和のドラマのようで懐かしいいような感じが最高でした。

 

第2位 私の家政夫ナギサさんTBS系列
こちらが1位でもおかしくない位すごく見ごたえのあるドラマでしたね。主演の多部未華子さんが等身大の主人公を生き生きと清々しく演じられており、毎週楽しみにしていて「わたナギロス」という言葉が出るくらいでしたね。

あんな完璧な家政婦さんがいたら良いなと思わせてくれる大森南朋さんの演技もすごく似合っていました。企画段階では、なぎささんは遠藤憲一さんだったようですが、少し謎めいた雰囲気のある大森南朋さんで大正解でしたね。あんなに可愛いキャリアウーマンと中年の家政婦が結婚するだなんて、世の中年オヤジにも勇気を斬れた作品ですね。幅広い年賀楽しめる作品でした。

 

第1位 半沢直樹TBS系列
文句なしでしょう。圧倒的な話題性、待ちに待った続編でした。『顔芸』とういう言葉も生まれましたよね。原作とは違い、大和田常務が退職すると言う事で、完結しました。
ドラマとしても、ハラハラドキドキのストーリーと家庭のシーンの上戸彩さんがほっこりとさせてくれました。また、「生きていれば何とかなるわよ。生きていればね」と、今年亡くなった俳優・女優さんたちに向けていっているようでしたね。
一銀行員が、政治家と対峙して打ち負かしてしまうすっきりする内容も良かったですね。