1月ドラマ 優秀女優部門表彰
優秀女優部門
そうそうたる顔ぶれになりました。若手からベテランそして久しぶりの女優さんも外国人もおられました。このクールは、作品としては今一つだったかもしれませんが、その分女優・俳優に求められたり演技力を求められたりとしていたかと思います。そういう意味では演技力と役にはまっているかどうかを評価の最も重要な判断材料とさせていただきました。
特別賞 池脇千鶴さん (その女、ジルバ)
”40歳負け組”女性が飛び込んだのは、”40歳未満お断り”!?の超高齢熟女BAR「BAR OLD JACK&ROSE」久しぶりにテレビで見た池脇千鶴さんは、年相応以上に老けた印象を持たれた人も多いはずです。でもそれは、可愛いアイドル系女優だった池脇千鶴さんを、久しぶりに見たからかもしれませんね。しかし、飾らないで等身大の主人公をありのまま演じられた勇気に拍手です。
第3位 富田靖子さん (モコミ~彼女ちょっとへんだけど~)
まずはお見事と言いたいですよね。今、うざい母親役を演じたらナンバー1ではないでしょうか。 ぬいぐるみや花と会話できる不思議な感覚を持っている娘(小芝風花)を他人との関わりを極力持たないようにしてきた母親役の富田靖子さん。
それは、娘(小芝風花)を守るために、嫌な思いをさせないため、いじめられないためにと娘(小芝風花)を守る気持ちが強すぎる母親の役どころでした。娘(小芝風花)が、働き出しても思いは変わらなかった。やがて娘(小芝風花)の不満が爆発して言い合うシーン夫も祖父も娘(小芝風花)の肩を持ち、一人悪者扱いされてしまう。このシーンで小芝風花さんが涙ながらに訴えて、それを受けて聞く富田靖子さんの目から涙があふれ出て、そこには自分は間違ったことはしていない、娘のためにやっていたこと、どうして誰も理解できないのと悲しき涙でした。夫役の田辺誠一さんとのケンカのシーンも同様でしたね。
第2位 シム・ウンギョンさん (アノニマス)
今までにない存在感のある女優さんですね。前クールの「七人の秘書」でも存在感のある役を好演されていましたが、「アノニマス」でも同様でした。
このクールでは、韓国人の役者も活躍していますね。主演の香取慎吾さんの元相棒だったが、暴走し一人で犯人を追い詰め相打ちになってしまう。演技もそうですが、犯人を追い詰めて拳銃を構えるしぐさが実にかっこいいんです。存在感が半端ないので選びました
第1位 綾瀬はるかさん (天国と地獄)
これは文句なしじゃないでしょうか。警察官の綾瀬はるかさんがサイコパスの高橋一生さんと中身が入れ替わってしまう役です。お二人ともなのですが上手いですね。
綾瀬はるかさんは、見た目は綾瀬はるかさんですが中身はサイコパスな殺人者!?にならないといけなく非常に難易度の高い役でしたが、さすが綾瀬はるかさんですね。声の出し方だけでなく、所作、目の使い方まで完璧にこなしていましたよね。