1月ドラマ　優秀ドラマ部門表彰

優秀ドラマ部門

注目作品がことごとく愚策に終わりました。唯一、「君と世界が終わる日に」が健闘したくらいに終わりました。意外な作品選ばれました。これは、視聴率やネットやマスコミの風評に惑わされることなく、当サイト独自の判断です。並レベルの作品が多くなりましたが、ギリギリ平均点と言ったところでしょうか

特別賞　君と世界が終わる日に　日本テレビ系列

噛まれたら終わり”のゾンビサバイバル‼
ドラマでこのような作品を作り上げた勇気は称賛に値しますね。このような作品を中途半端で作ると幼稚になったりするので、どこまで過激な演出ができるのかがカギになります。特殊メイクの技術もかなり上がっていて見ごたえは十分ありました。そしてスリリングな展開の中に恋模様も描かれていていました。

第3位　青のＳＰ　フジテレビ系列

ＮＨＫで神木雄之助さん主演の「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」では、スクールロイヤーと呼ばれる学校弁護士の話でしたが、今回はスクールポリス。学校内に警察官が常駐し、トラブル対応や予防活動すしていく話だと思っていたら、少し違っていましたね。事故死した彼女の死の真相を突き止めるために捜査一課のエリート警察官だった。いきなり教室で生徒に手錠をかけるショッキングな始まりから校長の逮捕など、視聴者を飽きさせませんでしたね。

残念なのは、主演の藤原竜也さんのアクションが似合わない事ですかね。全力で走るシーンも全く早く見えませんでした。演技は素晴らしいのですが・・・

第２位　知ってるワイフ　フジテレビ

過去にタイムスリップして、妻を入れ替えてしまうところから始まる物語。元の世界では夫婦だった大倉忠義さんと広瀬アリスさん。子供も二人いて外から見ると幸せな家庭だったが、仕事にかまけて育児を妻に押し付けて家庭を顧みない夫と、それを夜叉のような形相でののしる妻。

そこから逃げ出したい夫が、謎のオトコ（生瀬勝久）から過去に戻れる方法を教えてもらった大倉忠義さんは、過去に戻って資産家の令嬢である瀧本美織さん結婚して人生をやり直すはずだっが・・・

大倉忠義さんをナジる広瀬アリスさんはすごく迫力とリアリティーがありました。配役もベストチョイスで内容も濃く良作ではないでしょうか。韓国ドラマのリメイクで制約のある中良い出来でしたしラストもすごく良い演出だったと思います

第１位　監察医　朝顔２　フジテレビ

２クールっ連続でしたので、今回のノミネートとさせていただきました。特に、東北の震災から節目の１０年と言う事もあり、タイミングも良く余計に涙があふれてきました。朝顔（上野樹里）のお母さんの遺骨も見つかり感動しました。号泣でした。感涙でした。

警察を退職した万木平（時任三郎）にアルツハイマーが始まり、祖父の嶋田浩之（柄本明）は病に倒れてしまう。そんな中でも朝顔に新しい命が宿る・・・

子役でつぐみ役を演じた加藤柚凪さんも可愛かったですよね。前作よりもすごくセリフも演技も上手になっていて驚きました。夫役の風間俊介さんが優しく朝顔を支えるのは心が温かくなります。みんなに支えられて上野樹里さんが「生きる」という見えない喜びを見事に演じられましたよね。

皆さん素晴らしい演技で文句ないナンバーワン作品でした。

「染みる」と言う言葉が最も似合うドラマですんね。