今年最後の観劇かな!? オリバー

期待していなかったが・・・・・ 感涙です!

今日は、梅田芸術劇場にオリバーを観に行ってきました。少しと言うかかなり空席が見立ち断念でした。しかも、12月7日に行きたかったのだが、仕事の都合で今日になりました。

ですが、断言できます。皆さん是非観に行ってください。

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お時間のある方は是非ご覧ください。

ストーリー

ビクトリア朝時代のロンドン、ある救貧院では少年たちがディナーテーブルに向って行進している。夢にまで見た食事の時間だ。少年たちはごちそうを思い描くが、彼らがもらえるのはいつも粥だけである。

その日のわずかな食事を食べ終えた後、オリバーという少年が「お代わりをください」と言い出した。前代未聞の申し出にオリバーは捕らえられ、雪の降る寒いロンドンの通りに連れて行き、わずか7ギニーで彼は売られてしまう。

オリバーは葬儀屋に買われ、そこでもひどい扱いを受ける。オリバーはみじめな気持ちになり、会ったこともない実の母親に想いを馳せる。オリバーは葬儀屋での扱いに耐えられず通りへ逃げ出す。

ロンドンの街は店と人でごった返している。

オリバーはスリの魔術師フェイギンと出会い、彼が組んでいる少年泥棒グループに取り込まれる。翌朝、オリバーは仲間たちと共に出て行き、彼の泥棒生活がこうして始まる。

しかし、そこで再び困難が待ち受け、オリバーの知られざる出生の秘密も明らかになり…物語は思わぬ展開へ。運命の荒波に翻弄されるオリバーに幸せは訪れるのか。

本日の主なキャストは

フェイギン       市村正親
ナンシー        ソニン
ビル・サイクス     原 慎一郎
ミスター・バンブル   小浦一優(芋洗坂係長)
ミセス・コーニー    鈴木ほのか
ミスター・ブラウンロウ 小野寺 昭
オリバー・ツイスト   越永健太郎
アートフル・ドジャー  佐野航太郎

冒頭の子役さんたちの一糸乱れない動きも小学生らしからぬ大人のパフォーマンスのようですし、ロンドンの街の大勢で歌う「信じてみなよ」は、壮大なスケールで圧倒されましたね。

市村さんのポケットからチョチョイとも、コミカルで子供たちに負けない高い声で歌われていました。

その中でも、凄かったのが佐野航太郎君、子役独特のハイトーンボイスの越永健太郎も良かったが、本当に歌が上手い!抜群に上手い!悪魔的に上手い!

将来は、ミュージカル俳優になるしかないですね。

そして、もう一人はソニンさん。どうしてもEE JUMPの頃の『おっととっと夏だぜ!』のイメージが頭にこびりついているせいか、正直期待薄かなと思っていました。・・・・・が、

 

ビックリしました~ 驚きました~

ソニンさんゴメンナサイ

声量もすごく、伸びやかな声は完全にミュージカル仕様に変貌されていてびっくりしました。勿論、それだけではなく、娼婦として男に寄り添う時の目と、大人からスリ集団の子供に見せる母性のような雰囲気とが、まるで別人のように感じるくらいの優しい目で、最後はソニンさんに泣かされましたね。

何故泣かされたかは、劇場で確認してくださいね。

帰り道でも、おばさまたちがソニンさんを大絶賛されていました。

ただ一つ、残念だったのは、カーテンコール時に指示がていている際は撮影OKだったのですが、その時間が短すぎて撮れませんでした。観劇ファンは携帯の電源は切っているので、立ち上げてカメラを起動させてスームしている間にNGになってしまいました。すごく残念でした。

ストーリーも分かりやすく、歌も良くて、是非劇場に足を運んでくださいね